COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム
物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。
物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。

2021年からスタートし、今回で5回目を迎えた、泰日工業大学(TNI)とロジザード株式会社による共同プロジェクト。今年も『Logizard x TNI WMS Experience 2026:LogizardZERO WMS Challenge』として開催されました。
ロジザードが提供するクラウドWMS「LogizardZERO」を活用し、学生たちが物流現場のリアルな業務を体験するこのイベント。単なる競技ではなく、倉庫の現場とはどのようなものか、WMSとは何かを知ることで、物流現場の仕事や仕組みをより深く理解してもらうことを目的としています。
実際の倉庫業務を想定した体験型の実技競技ということもあり、参加した学生たちも気合十分!中には前年のイベントに参加した学生が、今年こそ勝ちたいとリベンジに挑む姿も見られました。今回は、コンテスト当日の様子をレポートします!
物流アプリコンテストに関するコラム
<第4回の様子>
泰日工業大学とのコラボイベント「Logizard x TNI WMS Experience 2025」開催レポート
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2025.html<第3回の様子>
泰日工業大学とのコラボイベントであるITアプリケーションチャレンジ2023/24を開催
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2023-01.html<第2回の様子>
泰日工業大学とのコラボイベントであるITアプリケーションチャレンジ2022/23を開催
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2022-02.html泰日工業大学(TNI)スマートロジスティクス道場にて「LogizardZERO(ロジザードゼロ)」展示開始
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2022-01.html<第1回の様子>
物流アプリコンテスト|泰日工業大学と共同開催の物流アプリコンテスト ついに本格スタート
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-01.html物流アプリコンテスト|泰日工業大学の教授にインタビュー
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-02.html物流アプリコンテスト|1次選考の様子
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-03.html物流アプリコンテスト|中間審査レポート
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-04.html物流アプリコンテスト|最終審査レポート
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-05.html
ロジザードでは、タイの泰日工業大学(Thai-Nichi Institute of Technology、以下TNI)と連携し、学生たちに物流やITシステムへの理解を深めてもらうための教育支援プロジェクトを継続して実施しています。
物流は社会を支える重要なインフラでありながら、学生が実際の現場業務やシステムに触れる機会は多くありません。そこでロジザードでは、学生たちが物流の仕組みを体験的に学べる機会として、WMSを活用したイベントを実施しています。
この取り組みは2021年にスタートし、今年で5回目の開催となりました。 タイの学生たちが実際にシステムを操作しながら物流業務を体験することで、物流の仕事の流れやITの役割を理解するきっかけを提供しています。

今回の『Logizard x TNI WMS Experience 2026:LogizardZERO WMS Challenge』では、TNIの学生たちがチームを組み、WMSとハンディターミナルを使用して物流業務を模した競技に挑戦します。
4人1組の全10チームが参加し、2チームずつ対戦形式で実施されました。 本競技は、実際の倉庫業務を再現する形で設計されており、入荷・棚入れ工程とピッキング工程の2つの作業を通じて、物流現場の一連の流れを体験できる構成となっています。
各ラウンドは30分で行われ、限られた時間の中で「Accuracy(正確性)」「Speed(スピード)」「Teamwork and cooperation(チームワーク)」が試される内容となっています。
学生たちはチームごとに役割を分担しながら作業を進め、実際の物流現場でも求められる作業の正確性や判断力を試されます。


競技に先立ち、学生たちはWMSとハンディターミナルの操作方法を学ぶトレーニングを行いました。
本大会にはIT・マルチメディア・経営・物流などさまざまな専攻の学生が参加しており、異なるバックグラウンドを持つ学生同士がチームを組んで競技に挑戦します。


普段の授業では触れる機会の少ない物流システムに、学生たちは興味を持ちながら操作方法を学んでいきます。最初は操作に戸惑う場面も見られましたが、実際にハンディターミナルを触りながら少しずつ操作を理解していく様子が見られました。
本番開始前には説明書を読み返して復習する学生の姿も。初めて参加する学生は緊張した様子もありましたが、前年のイベントを経験している学生の中には「今年こそ絶対に勝つぞ!」という意気込みを見せる学生もおり、それぞれが競技に向けて準備を進めていました。
会場にはこれから始まる競技への期待と緊張が入り混じった空気が漂います...!


競技は、入荷された商品を正しい棚へ配置する「棚入れ工程」と、顧客ごとに商品をピッキングする「ピッキング工程」の2段階で構成されており、それぞれの工程で正確さとスピードの両立が求められます。
競技がスタートすると、会場の雰囲気は一気に真剣なものへと変わりました。
W各チームでは
など、それぞれの役割を分担しながら作業を進めていきます。
昨年のイベントでは役割分担がされないまま慌てるチームも多くみられましたが、今年は去年の反省を活かししっかり事前に役割分担をする場面が見られました。
このチームワークこそが、勝敗のカギを握ります...!


学生たちは互いに声を掛け合いながら、正確さとスピードの両方を意識して作業を進めていました。各役割を担当しているメンバーたちが連携しながら作業を進める姿が印象的でした。
一方で、慣れない操作の中でボタンを押し間違えてしまい「どうしよう、助けて!」と声があがる場面や、仲間に助けを求める場面も。学生たちは協力しながら競技を進めていきます。
各チーム、協議が終わるごとに表示されるタイムスコアに「やったー!」とガッツポーズをする姿や、「え~!」と悔しがる姿も。
競技が進むにつれて、会場からは応援の声や歓声も上がり、会場全体が競技を見守る一体感に包まれていました。


すべての競技が終了した後、順位の結果発表の時間を迎えました。
栄えある優勝は...

「Team Pangkiyakoh(ปังกิยาโกะ)」が獲得!
優勝チームは、棚入れ・ピッキングの両工程において高い正確性を維持しながら、スピード面でも優れたパフォーマンスを発揮し、他チームを上回る結果を収めました。
続いて準優勝は「Team left or right(ซ้ายหรือขวา)」、第3位には「Team Songkram Song (Mai) Tun(สงครามส่ง(ไม่)ทัน)」が入賞しました。


結果が発表されると、会場からは喜ぶ声、悔しがる声が聞こえながらも、拍手が上がり優勝チームを称えました。
表彰式では、入賞チームに賞金とともに記念の盾が授与されました。
競技を終えた学生たちからは
「チームで協力して作業するのが楽しかった」
「実際の物流の仕事がイメージできた」
「ハンディターミナルを使う体験が新鮮だった」
といった声も聞かれました。
競技を通じて、学生たちが物流の仕事をより身近に感じる機会となったことがうかがえます。
イベント後に実施したアンケートでは、多くの学生から前向きな回答が寄せられました。
満足度については、「満足」「やや満足」と回答した学生が約86%にのぼり、多くの学生にとって充実した体験となったことがうかがえます。
また、「来年も参加したい、または友人に勧めたい」と回答した学生も約72%に達しており、イベントの満足度と再参加意向の高さが見られました。
参加者から寄せられた感想の中には「チームで協力して作業するのが楽しかった」「実際の物流の仕事がイメージできた」といった声が寄せられており、学生たちにとって実践的な学びにつながっていることがわかります。

今回のイベントでは、学生たちが実際にWMSを操作しながら物流業務を体験することで、物流の仕組みやITの役割への理解を深める機会となりました。
本企画を担当したロジザードの担当者からは
「学生たちが真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。チームで協力しながら競技に挑戦する様子を見て、この取り組みを続けてきてよかったと感じました。」
という声が聞かれました。
ロジザードはこうした体験型イベントを通じて、タイをはじめとする国内外の学生たちに物流の面白さや可能性を伝え、物流やITへの興味を持つきっかけを提供していきたいと考えています。
TNIとの共同プロジェクトも、学生たちが物流の現場やシステムを理解する機会として、今後も継続していく予定です。

泰日工業大学 (TNI) は、「学問を発展させ、産業の振興に寄与し、経済・社会に貢献する」を建学理念として2007年6月に開学しました。タイ産業界で需要の高い分野(特に自動車、電機・電子、ICT、生産技術)を重視し、日本のものづくりに直結する実務的かつ実践的な技術と知識を兼ね備えた人材を育成しています。同大学から輩出された優秀な人材は、多くの日系企業で採用され、現在も第一線で活躍しています。
名称:泰日工業大学(Thai-Nichi Institute of Technology)
学長:ランサン・ラートナイサット
所在地:1771/1, Pattanakarn Rd, Suan Luang, Bangkok, 10250, THAILAND
設立:2007年6月
URL:https://www.tni.ac.th/home/