泰日工業大学（以下、TNI）は日本のモノづくりに対応した優秀な学生を輩出している大学です。ロジザードも昨年から、共同でアプリケーションコンテストを開催するなど、物流にかかわる視野を広めてもらうべく様々な面で支援をさせてもらっています。
ロジザードのタイにおける現地代理店の一つであるHBAタイランドと共同で、TNIが大学キャンパス内に開設している「スマートロジスティクス道場」に、弊社サービスである「LogizardZERO」を2023年1月より展示していただくことになりました。

「スマートロジスティクス道場」とは、AGVなどの生産現場や物流現場の最新機器を展示・体験できる施設です。工場のラインやラックに積まれた段ボールなど実際の現場を模した施設の中で、製造や物流を学ぶ学生が最新の技術に触れる機会を提供しています。今回は、ロジザードがクラウド型倉庫管理システム（WMS）である「LogizardZERO」を無償提供。学生たちに最新の倉庫管理ソリューションを体験してもらうことができるようになりました。

現地での設置作業や今後の運用はHBAタイランドが担当しています。すでにタイ国内での導入実績を多く持っているタイ人のシステムエンジニアがWMSの導入のポイントを説明できる体制をとっています。また、本施設を学生の学びの場だけではなく、WMSの導入を検討している企業の担当者の方を招き、実際の機能を体験していただくショールームとして活用していくことも検討しています。

日本でも物流DXというテーマが注目され、多くの物流関係者が倉庫のシステム化や自動化を検討していますが、その潮流は世界共通。特に日系製造業が多く進出しているここタイでも、多くの企業がシステムや機械を活用した業務改善に目を向けています。弊社としても、物流DXを担う人材育成に少しでも貢献していければと思います。

なお、昨年開催した第1回物流アプリケーションコンテストに続き、今年もアプリケーションコンテストをやります！実はすでに参加募集は始まっていまして、2022年12月末に行われた第1次選考で現在13組のチームが残りました。3月に予定されている最終選考の結果についても、本コラムで紹介したいと思います。

物流アプリコンテストに関するコラム

＜第2回の様子＞

泰日工業大学とのコラボイベントであるITアプリケーションチャレンジ2022/23を開催。
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2022-02.html

＜第1回の様子＞

物流アプリコンテスト｜泰日工業大学と共同開催の物流アプリコンテスト　ついに本格スタート
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-01.html

物流アプリコンテスト｜泰日工業大学の教授にインタビュー
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-02.html

物流アプリコンテスト｜1次選考の様子
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-03.html

物流アプリコンテスト｜中間審査レポート
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-04.html

物流アプリコンテスト｜最終審査レポート
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-05.html