COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム

物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。

2022/02/09 物流人材育成のご支援

泰日工業大学 物流アプリコンテスト|1次選考の様子

物流アプリコンテスト|1次選考の様子

ロジザード株式会社企画営業部、海外担当の小林です。
2021年12月29日に、泰日工業大学とロジザードの共催である物流アプリコンテスト の1次選考会が行われました。今回も新型コロナウイルスの感染予防のため、オンラインでの開催となりました。学生はチームごとに、与えられた制限時間の中でパワーポイントの資料などを使いながら一生懸命自分たちの考えたアイデアをプレゼンテーションしてくれました。

物流アプリコンテストに関するコラム

物流アプリコンテスト|泰日工業大学と共同開催の物流アプリコンテスト ついに本格スタート
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-01.html

物流アプリコンテスト|泰日工業大学の教授にインタビュー:学生が幅広い視点を持つ良い機会になると思う
https://www.logizard-zero.com/columns/thai-nichi2021-02.html

12チームがエントリー、9チームが2次選考へ

12のチームがエントリーしてくれた今回の1次選考ですが、厳正なる審査の結果、以下の9つのチームが選ばれ、実際の開発へと進んでもらうことになりました。

物流アプリコンテスト|1次選考

今回の1次選考において、選考委員も務めてくださった、泰日工業大学のPatsama先生に1次選考会の様子について、お話を伺いました。


実現の可能性と改善効果があるか

―今回の1次選考は、どのようなポイントに注目して行われたのでしょうか?

学生が立案した企画を評価するにあたり、今回は以下の4点に注目して評価しました。

  • 日常生活の中で学生が見つけることができた課題は何か
  • その課題を解決するために学生はどのようなアプローチで考えたのか
  • 企画したアプリは課題解決のための実現可能な方法なのか
  • アプリを利用することで利用者が得られるメリットは何か

学生がその企画にたどり着いた過程に注目しながらも、実現可能性や改善効果などにも目を向けています。


【Logistics】といえばデリバリーのイメージ

―提出された学生の企画を見てみて、全体としての傾向やトレンドなどはありましたか?

今回、学生の視点を広げてより柔軟な発想を引き出すために"日常生活の中にある様々な物の動き【Logistics】"をテーマとしました。ですが、やはり"Logistics"というキーワードが持つ強いイメージのせいで、デリバリーのトラッキングシステムを考える学生が多かったですね。やはり日常生活の中で、学生にとって一番接点の多いものが宅配やフードのデリバリーなので、どうしてもそのイメージが強くなってしまうんでしょうね。それでも多くのチームが自分の体験から課題を見つけ出し、自分も周りの人達も便利にする企画を提案してくれました。

物流アプリコンテスト|1次選考の様子


学生たちが最も解決したい課題にフォーカス

―1次選考会では、どのように学生たちに声をかけられましたか?

もちろん、今回のコンテストは教育の一環でもあるので、単純な評価だけではなく参加してくれたすべてのチームに良かった点や改善すべき点をアドバイスしています。
これは良い面でもあるのですが、特に企画段階ではどうしても夢が広がってどんどん大きなシステムになってしまう傾向があります。審査員からは、技術的な観点から期間内にきちんと開発が完了するボリュームになるように、学生が最も解決したい課題にフォーカスするような指導も行われました。


プロジェクトマネジメントに期待

―2次選考に向けて、学生たちには何を期待したいですか?

2次選考では、学生たちの作業進捗についても注視したいと思います。1次選考まではアイデア優先ですが、これからは実際に手を動かしての開発になります。メンバーがそれぞれの得意不得意を把握しながら役割分担をし、チームとして納期に間に合わせるためのプロジェクトマネジメントが必要になります。これが今回、コンテストへの応募をチーム単位にした狙いの一つでもあります。
企画の段階では想定していなかった様々な問題が学生たちを待っていると思いますが、力を合わせて一つ一つ乗り越えて、2次選考を迎えてほしいですね。

物流アプリコンテスト|1次選考の様子

タイの優秀な学生が集まって物流についてディスカッションをする姿、チームで集まって「こんなアプリがあったら面白いんじゃない!」と盛り上がる姿を想像すると、遠く日本にいてもなんだが胸が躍りますね。学生の皆さんの頑張りに私もすごく良い刺激をもらえました。

小林秀徳
ロジザード株式会社 企画営業部

フィリピンへの留学後、そのままフィリピンローカル企業での勤務を経験。その後は、活躍の場をアジア全域に広げるべく2018年からロジザードに参画。日本国内では、WMSの導入業務も担当しており、現場を熟知したお客様視点での提案に定評がある。現在はWEBセミナーなどを通じて、東南アジア各国の日系企業へ在庫管理の大切さを伝えている。自称、"海外事業の次世代エース"。