COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム
物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。
物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。
最終更新日:2018年2月14日
運用にかかわるシステムとして、大きく商流用と物流用に分かれます。
出店先が増えたり受注件数が増えることで、運営側にかかる負担が増大します。負担を減らそうと人を増やす分人件費がかかり、新しいスタッフが慣れるまではミスも起こってしまうでしょう。
30件注文が来てミスが1件起きる、ということは300件の注文では10件になります。ミスのほとんどは人的ミスが挙げられます。このミスが増えることで、ミスをカバーするための対応時間が増え、レビューが下がって売上に直結してしまうことも...。
負担やミスを少なくさらに効率的な作業を行うために、また、売上アップに欠かせなくなるのがシステムです。
システムは大きく2つに分けられます。
ネットショップ運営側が保持するシステムです。顧客管理や受注管理といった運用に必要な機能、プロモーション実施のための機能が備わっています。
倉庫を外部委託する場合は、倉庫側が保持していることの多いシステムです。 導入することで、より効率的な運用を実現する他、実在庫管理の精度を上げることができます。
商品を販売するためのシステムです。モノを売るとなった際に必ず必要になり、初めに検討されるシステムです。 楽天市場やYahoo!ショッピングといったECモールと、モール以外の自社サイトを作成するためのカートシステムがあります。 2012年頃から「BASE(BASE株式会社)」といった無料カートが増えてきました。
ネットショップを複数店舗展開している時に活躍するシステムです。あるとないでは作業効率が大きく変わります。 各ネットショップからの注文情報を一括管理できる他、メールの一括送信の機能もついているものがほとんどです。 システムによっては、在庫管理を一元化するための在庫管理機能、商品ページを一括編集できる商品ページ管理機能がついているものがあります。 在庫管理については、「zaiko Robot(ハングリード株式会社)」や「助ネコ在庫管理(株式会社アクアリーフ)」といった在庫管理システム単体のサービスもあります。
出荷件数が増えたら在庫管理の精度を上げる、または保つ必要があります。 WMSには商品の入荷・保管・出荷までの流れをサポートする機能が備わっており、在庫ごとの有効期限管理、A品・B品などの品質管理ができます。 ロジザードZEROでは、無線ハンディターミナルを使用して、リアルタイムに倉庫の作業状況、在庫数が確認できます。 アカウントごとに権限設定ができるようになっており、ネットショップ運営担当者からも状況確認ができます。
ロジザードスタッフより
送り状発行もとのシステムとしてカートシステムや受注管理システムがありますが、WMSも送り状発行ソフトと連携をしており、WMSを導入した場合はWMSからデータを流すことが一般的だと思います。商品発送に必要な情報を送り状発行ソフトへインポートすることで、送り状を印刷できます。
知名度が上がり、チャネルが増える中で売上の最大化を目指す際に「顧客管理」が課題に挙がってきます。そこで活躍するのがCRMです。チャネルを跨いでの顧客分析を行い、リピート率アップ、LTV向上をサポートします。まだまだ聞きなれない方も多いかもしれませんが、EC専用CRMもあり需要が上がってきているようです。