COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム
物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。
物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。
EC・ネットショップの運営が軌道に乗り始め、受注件数や販売店舗が増加すると、受注処理や顧客対応といった運営者にかかる作業負担も増加します。負担を減らすためにスタッフを増員するとしても、運用をそのままに人を増やすだけでは、新しいスタッフが慣れるまでに時間がかかり、さらに人的ミスも起こってしまうでしょう。仮に30件注文が来てミスが1件起きるとすると、300件の注文では10件になります。ミスをカバーするための対応時間が増えるだけではなく、レビューが下がって売上に影響がでてしまうことも。
また、複数チャネルでの販売を始めると、 同一の顧客が目的やタイミングにより複数のチャネルを使い分ける場合があり、顧客にあわせた販促活動やサポートが複雑化します。
エクセルや Googleスプレッドシートなどの表計算ツールを使用した管理も、店舗数や販売アイテム数の増加により複雑化し、ミスの要因となるケースが少なくありません。
売上アップのための業務効率化、ミス抑止やさらに効果的な販促活動や顧客フォローに欠かせないのがシステムの導入です。このコラムでは、EC・ネットショップ運営をしている事業者様が活用しているシステムを、一般的な導入ステップとともにご紹介します。
EC・ネットショップの種類については、こちらのコラムがおすすめです。
EC用語21選|物流担当者のための基礎知識 ― ECサイトの種類
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EC・ネットショップの売上や知名度が上がり、複数のチャネルで販売を行う中で売上の最大化を目指す際に「顧客管理」が課題に挙がってきます。そこで活躍するのがCRMです。チャネルを跨いでの顧客分析を行い、リピート率アップ、LTV向上をサポートします。まだまだ聞きなれない方も多いかもしれませんが、EC専用CRMもあり需要が上がってきているようです。
チャネルを連携させたアプローチには顧客情報の一元化が必要です。CRMを導入することで、各チャネルから抽出した顧客データを一元管理する他、カスタマーサポートへ連絡がきた内容を書き込むこともできるため、共有ツールとしても便利です。
増加する出荷業務を滞りなく進めるために、ミスを抑止しながら作業効率を上げ、在庫管理の精度を保つ必要があります。そこで活用したいのがWMSです。WMSには商品の入荷・保管・出荷をミスなく・効率的に行えるようサポートする機能が備わっています。
例えば、注文後に欠かせない出荷業務。WMSから出力されるピッキングリスト見ることで、「どの棚から・どの商品を・いくつ」取れば良いか分かるため、商品の保管場所を探すことなくスムーズにピッキング業務を行うことが可能です。また、ハンディターミナルを使ったバーコード検品を行うことで、商品知識のない方でも注文ごとの商品や数量に間違いがないか簡単に確認することができます。オンプレ型、クラウド型がありますが、最近ではクラウド型が主流です。
WMS の種類によっては在庫ごとの有効期限管理、A品・B品などの品質管理が可能です。クラウドWMS「ロジザードZERO」では、無線ハンディターミナルを使用して、リアルタイムに検品実績を反映させるため、いつでも最新の倉庫の作業状況、在庫数が確認できます。また、アカウントごとに権限設定ができるようになっており、EC・ネットショップ運営担当者からも状況確認ができます。
ロジザードスタッフより
送り状発行もとのシステムとしてカートシステムや受注管理システムがありますが、WMSも送り状発行ソフトと連携をしており、WMSを導入した場合はWMSからデータを流すことが一般的だと思います。商品発送に必要な情報を送り状発行ソフトにインポートすることで、送り状を印刷できます。
また、昨今はOMSとWMSの一体型システムが登場しており、受注数や出荷などの業務量によっては、一体型を選択するケースも増えているようです。DtoCについては、こちらのコラムがおすすめです。
「DtoC(D2C)と物流」の基礎知識
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商品の保管や出荷業務については、運営を外部の物流倉庫に委託することも、業務負担を減らす方法の1つです。その場合は、自社で使用しているカートシステムや受注管理システムと連携ができるWMSを導入している物流委託先を選定すると良いでしょう。ロジザードでは、様々なカートシステム・受注管理システムとの連携実績が豊富なクラウドWMS「ロジザードZERO」導入済みの倉庫を無料でご紹介するマッチングサービス「ロジザード・マッチン」を行っています。システムの自社導入か外部委託か迷っている方には無料の物流診断も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。OMSとWMS一体型システムについては、こちらのコラムがおすすめです。
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お問い合わせ
https://www.logizard-zero.com/matching/advice.html
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