COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム

物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。

最終更新日:2022/05/20 専門用語

物流用語:フリーロケーション

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フリーロケーション(Free Location)

フリーロケーションとは 、商品を保管する棚を商品ごとに固定させず、空いている棚に保管する方法です。各ロケーションに番号を割り当て、商品・数量をロケーションの番号と紐付けることで管理します。

ロケーション管理の方法には、フリーロケーションのほかに固定ロケーションという方法もあります。

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フリーロケーションのメリット

空いている棚へ商品をどんどん格納できるので、保管スペースの有効活用が実現できます。
1つの間口の中に、複数の種類の商品を保管することも可能です。
商品の入出荷の頻度が高い場合や、商品の入れ替えが頻繁に発生する現場、多品種小ロットの商品を扱う倉庫で、特に効果を発揮する保管方法と言えるでしょう。

フリーロケーションのデメリット

保管場所が固定されないため、目視で棚を確認するだけでは保管場所が分からなくなります。そのためフリーロケーション管理では、対応しているシステムを使って管理する必要があります。ロジザードが提供するクラウドWMS(倉庫管理システム)「ロジザードZERO」 では、ロケーションを番地化してそれぞれの棚に棚番を割り当てます。商品を格納する際に、商品と棚番をハンディターミナルまたは管理画面から紐付けることで、保管場所を管理します。

また、1つの間口の中に複数の商品を保管する場合、 商品の取り間違いやどの商品がピッキング対象なのか分からなくなることを防ぐため、1間口に保管する商品の種類は2~3種類までにする、見た目が似ている商品を同じ間口に保管しない(離れた場所に保管する)など工夫が必要です。

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