COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム

物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。

最終更新日:2019/08/08 EC・通販事業者インタビュー・見学運輸業・倉庫業(3PL事業者)

インタビュー:ECのミカタ株式会社様

このコラムは2018年6月5日発刊「ほぼ月刊ロジザード第15号」に掲載した内容です。

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EC事業者様とベンダー様を繋げる支援をされているECのミカタさん。お客様からは日々たくさんのお問い合わせがある中で、Web・EC制作依頼や運用代行を抜いて物流アウトソーシングに関するお問い合わせが一番多いそうです。当社、ロジザードでも無料の倉庫紹介サービス「ロジザード・マッチン」を提供しており、ECのミカタさんにご相談されるお客様の需要が知りたい!ということで突撃インタビューしてきました!(快くご対応いただき、誠にありがとうございました!)

ECのミカタさんに物流アウトソーシングについて聞いてみた!

今回は2018年1月にECのミカタさんが発表した「2017年EC事業部 アウトソーシング動向調査レポート 物流倉庫編」を基にお話しをお伺いしました。こちらのレポートは2017年の845件のアウトソーシングに関するご相談をまとめたとのこと。意外にこうだったんだ!たしかに!と改めて気づいたことを一部資料をお借りしてご紹介します。

気づいたことその① ビジネス形態:卸が31%

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「ECのミカタ」ということもあって、ほとんど通販かと思っていました!実際は 通販+卸 のお客様が多いそうで、通販と卸の両方に対応している物流倉庫さんを探されていることがわかります。

気づいたことその② 倉庫の希望場所:こだわりなしが21%

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地域の「こだわりなし」が近畿地方を希望されるお客様より多いんですね!「こだわりなし」のほとんどが「コスパ重視」のお客様、とのこと。送料が上がったことにより、「とにかく安いところで!」というご要望が増えたようです。

気づいたことその③ 希望坪数:5坪以下が46%

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物流アウトソーシングは年商〇億円の規模になってから、と聞いたことはありませんか?ある程度会社が大きくなってからアウトソーシングはするもの、というイメージを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際はECをワンルームから始めたお客様より、「部屋に入りきらなくなってきた」「出荷が増えたから委託したい」というご相談が多い、とのこと。もともとワンルームから始めているため、5坪以下でも足りるんですね。また、EC事業者さんにとって物流アウトソーシングが身近なサービスとして周知されてきているのかもしれません。

いかがでしたか?

お話しを聞く中で、最近は医療関連商品を扱うお客様からのご相談が増えており、取り扱い免許について勉強しないと、といった話もでていました。コンタクトレンズは「高度医療機器等販売業許可証」が必要だったりしますね。また、嬉しいことに「ロジザードZEROを使っている物流倉庫が条件!」といったご要望もあるとのことでした!

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