COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム

物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。

最終更新日:2021/05/31 インタビュー・見学

取材:Wakrak様

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ロジザードはこれまで、省力化・生産性向上のための物流ロボットや機械化など、物流現場の人材不足と一助となり得るさまざまな事例を紹介してまいりました。
そのような中、「デイワーク」と呼ばれる新しい働き方に着目した私たちは、デイワークアアプリ『ワクラク』を提供する、Wakrak株式会社(以下Wakrak) 代表取締役社長 谷口 怜央様に取材をさせていただきました。

※弊社執行役員 亀田との対談の様子をロジザード企業サイトにてご覧いただけます。
StockTalk09:人手不足に悩む物流現場の救世主となるか? 話題のデイワークアプリの実情に迫る!

「働き手には明日絶対仕事がある状態を、雇い手には明日絶対に人手がある状態を。」Wakrak谷口様は、特に人材不足の課題の大きい物流・倉庫業界であっても、雇い手と働き手のマッチングの可能性が大いにあると語ります。こちらのコラムでは、デイワークアプリ「ワクラク」の概要と、物流・倉庫業界担当者必見の「人の集まる求人のポイント」をご紹介します。

物流・倉庫業の人手不足解決になるか!?デイワークアプリ「ワクラク」とは

ワクラクは、1日単位で最短1時間から働き手を募集できるデイワークサービスです。企業側は専用サイトから募集内容(人手が必要な日時・人数)を入力するだけで広告が掲載がされ、働き手側は専用アプリから働きたい仕事を選んで契約ボタンを押すだけで応募が完了。この手軽さが大きな強みです。面接の必要なしで「いつでも」「すぐに」契約できるということで、現在利用企業・利用ワーカーが急増中です。

1日単位の募集のため、人が定着しないのでは?と思いきや、仕事のリピート率は驚きの平均80%!対応地域は東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・愛知・熊本・北海道(2019年10月時点)で、倉庫・物流企業のワークも多数掲載がスタートしています。

従来の求人広告・人材紹介・派遣ではなかなか人材を集められないこの時代、「自分の働きたい時間に自由に働きたい。」と考える新時代の働き手に上手くマッチした、人手不足の救世主的なサービスです。

物流・倉庫事業者版「人が集まる求人」のポイント

谷口様いわく、物流・倉庫業者は、他の業種に比べてワクラクの利用にやや消極的とのこと。普段の人材の集まらなさから、「どうせ求人を載せても集まらないし...。」というあきらめを感じているそうです。。
しかし実際は、"駅から距離のある現場"や"1日10名以上の募集"など、他業種と比べてもハードルの高い求人であっても、物流・倉庫業者がワクラクを利用して必要人数を十分に集めることが出来た実績があります。Wakrak様目線で見ると、物流・倉庫業の求人情報は「ここを修正すればもっと魅力的なのに。」ともどかしい気持ちになることも少なくないそうです。

そこで、Wakrak営業担当 佐々木様に、「物流・倉庫事業者版 人が集まる求人のポイント」を伺いました。

ポイント① 職場の写真で雰囲気やイメージを伝えること

「ここで働きたい!」と思う動機は時給や立地だけではありません。「どんな場所で働くのか?」のイメージをしやすいかどうかも重要です。たとえば飲食店は、グルメ情報誌やクーポンサイトに掲載するために事前に写真を撮影してあることが多いのですが、物流・倉庫企業は、そもそも業務フロアの写真を撮る機会がほとんどありません。いざ求人を載せようとしても、使える写真が見当たらず、間に合わせでフリー素材の写真やイラストを掲載した...という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お客様の商材をお預かりしている倉庫では、セキュリティなどの都合上倉庫内の撮影が出来ないこともありますが、その場合は、事務所内や入口・建物などのオリジナルの写真を準備しておくと良いでしょう。

ポイント② 複数の勤務時間帯を掲載して選択肢を増やすこと

人手を求めている側からすると、出来れば始業から終業までフルに働いてほしいもの。期待を込めて9:00~18:00とフルタイムの求人を出しても、実際に働き手の希望は10:00~18:00など、少しだけ短い時間や、午後、午前の半日の勤務のことも少なくありません。条件を緩和してでも、働き手が集まるのであれば事業者側としてはプラスになるはずです。必要人数が集まった後、掲載した求人を早めに締め切ることもできるため、複数の時間帯を掲載すると良いでしょう。

ポイント③ リピーター獲得のカギは未来の募集までオープンにすること

明日・明後日の求人を載せても人が集まりやすいのがワクラクの特色ですが、すでに繁忙期が決まっているなら、早めに未来の求人を掲載することをおすすめします。働き手のニーズはさまざまで、数週間先の空いている日のスケジュールをまとめて探していることも多いのです。
また、一度働いてみて「良い職場だな」と感じると、働き手がリピーターとなり次回以降の予定を複数登録してもらえる、ということもよくあるそうです。

こんな使い方もできる!仕事とプライベートを両立した働き方

実際にあったデイワークの面白い活用例、こんな使い方もできるよね!?といった活用方法をご紹介します。

帰省の間にデイワーク

お盆・お正月・GWなどの長期帰省。特にすることが無く、時間が過ぎてしまうこともありますよね。数時間単位であっても、空き時間と仕事がマッチすれば働けるのがワクラクの特徴です。ワーカーさんの中には、いつもは住まいのある東京で、長期休暇の時期には地元で、とフル活用している方もいるそうです。

憧れの街でデイワーク

ちょっとショッピングに行ってみたい、憧れの街。でも用事がないとなかなか足が向きませんよね。自宅の近くではなく、あえて憧れの街のワークに応募することで、お出かけするきっかけになります。お仕事をした後、頑張った自分へのご褒美にスペシャルランチ!といった使い方も出来ますね。

デイワークの後にレジャー

お気づきの方も多いかもしれませんが、郊外型のテーマパークのある場所=3PL・物流倉庫会社が立ち並ぶ場所です!日中は物流倉庫でしっかり働き、夕方から"アフター〇〇パスポート"をゲットして遊園地で遊ぶ...といった使い方もできるかもしれません。

求人掲載してみたいけど...と迷っている、採用担当者様へ

掲載するだけなら無料です!

ワクラクは、初期費用無料・月額利用料無料・利用料は給与の30%。
つまり掲載するだけならタダ(!)で、実際にワーカーが働いた分だけ料金が発生する明朗会計。今求人に困っているならとりあえず募集を掲載してみては。

ワクラク専任スタッフが優しくフォローしてくれます!

いざ求人を載せるとなっても、どういった手順で・どのような情報を掲載すればいいか迷ってしまうこともあると思います。ワクラクでは、利用開始時、企業ごとに専任のサポートスタッフがつくため、分からないことや効果的な求人の出し方など、丁寧に相談に乗ってもらうことができます。

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ロジザード秋祭り2019にて、佐々木様にご登壇いただいた際の写真です。

デイワークアプリ「ワクラク」に関するお問い合わせ先

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Wakrak株式会社 佐々木栄介様
TEL:03-4405-1427
Mail:eisuke.sasaki@wakrak.jp
※「ロジザードのコラムを見た」とお伝えください!