COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム
物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。
物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。
コロナ禍における「巣ごもり消費」の拡大と共に、EC需要が急速に伸びています。同時に、ネットショップへの新規出店数も飛躍的に増加しており、物流業務の委託を検討するEC事業者様は、今後ますます増えるでしょう。こうした動きにあわせて、新規事業としてEC物流に取り組んで提案を始めた企業も登場しています。
ロジザードでは、2021年1・2月に「《3PL事業者様向け》ロジザードEC×物流セミナー2021 ~45分でわかる!通販物流の提案準備何から始める?落とし穴3つを回避せよ!~」を開催。株式会社トークロア 代表取締役社長 伊藤様にご登壇いただきました。当日は、これからEC物流をスタートする方、強化しようとする方を対象に、EC物流倉庫を始める際に必要な準備、陥りやすい落とし穴や迅速に実現・案件獲得するための秘訣を、ポイントを絞って解説いただきました。セミナーの内容をコラムと資料にまとめたので、ぜひEC物流案件獲得の参考にしていただければと思います。
現在稼働するEC物流会社を、その特性で整理すると、大きく4つのタイプに分類できます。
トークロア独自の視点によるEC物流4つの分類
関連コラム
- 物流倉庫の種類|3PL・クラウド物流・モール型フルフィルメントの特徴と比較
https://www.logizard-zero.com/columns/outsourcing04.html
これからEC物流を始めるなら、どのタイプでいくか? 少なくともサブスク型は資本が必要なビジネスモデルで、初期投資やノウハウも必要なためハードルが高く後発組に勝ち目はありません。では、後発組は、どの物流サービスを目指すといいのでしょうか?
ズバリ、EC初心者に対象を絞って、フレキシブル型のEC物流倉庫を構築することをお勧めします。
経済産業省が2020年7月に発表した調査によると、国内のEC市場規模は年々順調に伸びていたのですが、このコロナ渦で各EC関連企業が発表するデータなどを見てもEC利用者の増加とEC出店社の増加が顕著になっています。
コロナ禍でEC需要が高まる社会背景にあわせて、特に、オフラインでの集客・販促が困難になった飲食店やファッションブランドなどが、営業活動を補う手段として出店を進めていることが見てとれます。これからEC物流倉庫を始めるならば、こうした新規参入者とタッグを組むことが、成功への近道です。せひ地場にECを始めた企業さんがいないかもリサーチしてみてください。
引用:経済産業省「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」
https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200722003/20200722003-1.pdf
「新規EC参入者とタッグを組むことが成功への近道」といいましたが、今からEC物流倉庫を始めるとなると後発組になります。後発組のメリットは、より他社をリサーチしてから事業を開始できること、左記を見越して計画を立てれることです。
ただ、実績などでは劣ってしまうため、押さえるべきポイントを6つご紹介します。
さて、新規事業となると、社運をかけるがごとく、調査や準備に慎重になり時間をかけてしまいがちです。しかし、環境の変化が激しい今は、スピード感が何よりも必要で、回り道をしている暇はありません。経験的に、EC物流を始めようとする会社がやってしまいがちな落とし穴があるので、ご紹介しておきます。貴社では、次のような施策を検討してはいないでしょうか?
最も大事なのは「実行スピード」。そのためにはできるだけ無駄なことを削ぎ、やるべきことに集中することです。集中すべきは、
そしてもうひとつ、スタートが大事なのですが、ここでのポイントは自社ですべて完結しようとがんばらないことです。新しい事業に際して、調査から現場造り、人の教育とやりことは盛りだくさんです。そこで、リソースは営業と現場を育てることに集中させて、後はノウハウのあるところに任せる。次の4つのSTEPで進めていきましょう!
遠回りをせず、落とし穴にも落ちないように、最速でEC物流倉庫を始めるには、やはり「物流が分かる人とチームを組む」ことが重要です。EC現場をスムーズに立ち上げたいのなら、腕のよいEC物流のコンサルタントをご紹介します。営業からEC物流全般について相談したいのなら、ロジザードセミナーにも登壇された株式会社リコウィルの大澤代表(https://www.logizard-zero.com/columns/seminar01.html)に相談されるのが、一番よいでしょう。また、些細なことでも相談できる、常にポジティブな参謀が欲しいなら、その領域は私。だいたいのことを70点以上で打ち返します(笑)。
挑戦には、失敗も悩みも当然ついてきます。最初はミスしてもよいのです。やりながらノウハウをためていくことが大切なのですから。ただ、スピード感は意識したい。だからこそパートナー選びは重要で、スピード感を加速するノウハウは買ってでも利用した方がいいと、私は経験から断言します。そういう意味でも、ノウハウと仕組みをセットでリーズナブルに利用できるロジザードと付き合って、損はありません。
トークロアもロジザードも、3PL事業者の皆様の新しい挑戦をサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。コロナ禍で大変な状況が続いていますが、一緒にがんばりましょう!
EC黎明期である2000年から大手企業でECに携わる。その後、ベンチャー企業4社の幹部として広範囲の実務と事業の成長に伴う様々な課題を経験する。前職の通販物流企業では営業責任者として年商10倍までの道筋を作る。アドバイザーとして独立し7年経った現在では、事業参謀として新規サービスの開発、マーケティング、業務体制構築など、種々多様な55以上のプロジェクトに携わっており、ハンズオンの支援に定評がある。
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