COLUMNロジザード ノウハウ EC・物流コラム

物流やEC(ネットショップ)、在庫管理に関連したロジザードのオリジナルコラムです。
在庫管理の基本的な方法から効率化するポイントをロジザードのノウハウ、ロジザードの視点でご紹介します。

2022/06/17 3PL事業者・倉庫セミナー物流ロボット

ロジザード物流ロボットセミナー2022 coordination with LOGISTICS TODAY~物流ロボットの導入本格化、忖度なしの徹底分析~

ロジザード物流ロボットセミナー2022開催レポート

2022年5月24日、「ロジザード物流ロボットセミナー2022 coordination with LOGISTICS TODAY」が、オンラインで開催されました。国内最大の物流ニュースサイト「LOGISTICS TODAY」編集長の赤澤裕介氏のモデレートで、GTP型ロボット「EVE」を導入した三菱倉庫様、「EVE」を開発・提供するギークプラス様、そして物流ロボットとWMSの連携を進めるロジザードが、「物流ロボットの導入本格化、忖度なしの徹底分析」をテーマに語り合いました。

開催概要

タイトル:
ロジザード物流ロボットセミナー2022 coordination with LOGISTICS TODAY 
~物流ロボットの導入本格化、忖度なしの徹底分析~

日時:2022年5月24日(火)  14:00~16:30
会場:オンラインウェビナー
参加費:無料
共催:ロジザード株式会社、LOGISTICS TODAY株式会社

プログラム:
1.物流ロボット最新情勢&カオスマップ
2.GTP型ロボット「EVE」導入について(公開取材)
3.パネルディスカッション

登壇者(順不同):
三菱倉庫株式会社 倉庫事業部長 加藤 栄一氏(以下、加藤(栄)氏)
株式会社ギークプラス 代表取締役CEO 加藤 大和氏(以下、加藤(大)氏)
LOGISTICS TODAY株式会社 代表取締役 赤澤 裕介氏(以下、赤澤氏)
ロジザード株式会社 代表取締役社長 金澤 茂則(以下、金澤)


セミナーには定員300名に対し500名を超えるお申し込みがあり、関心度の高さが伺われました。プログラムは3部構成で、はじめに赤澤様より物流ロボットの最新情勢の解説、次にGTP型ロボット「EVE」を導入した三菱倉庫様とギークプラス、ロジザードへの公開取材があり、最後は参加者への質問に回答する形でパネルディスカッションが行われました。


第1部 物流ロボット最新情勢&カオスマップ

赤澤氏(LOGISTICS TODAY)
昨年から今年にかけて、LOGISTICS TODAYの取材を通じ、物流ロボットの導入事例が猛烈な勢いを増していると感じています。ところが、中小企業ではまだまだ進みは遅いようです。ロボット導入は今や経営課題でありながら、判断は現場任せというケースも多く、さらにはロボットの種類が増えて選択に戸惑っていることも要因です。2022年現在、代表的なAGV、AMRをピックアップして「物流ロボットカオスマップ」としてまとめたものがこちらです。 

物流ロボットカオスマップ2022(作成:LOGISTICS TODAY)

物流ロボットカオスマップ2022(作成:LOGISTICS TODAY)

掲載したロボットはあくまでも代表的なもので、実際にはもっと多くの製品があります。選択肢が増えたため、単にAGV、AMRの分類ではなく、それぞれのロボットの機能や強み、メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自社が実現したい物流に適したロボットを選択する力が必要になっています。

LOGISTICS TODAYでは、先日、物流ロボットの導入に関するアンケート調査 を実施しました。回答企業のうち5割強が物流企業、3割強が荷主企業でしたが、物流ロボットを「導入済み・検討中」との回答が全体の約7割を占め、検討中の企業も「3年以内に導入したい」との回答でした。導入(したい)理由のTOP3は、「倉庫内の人件費削減(68.8%)」、「人手不足を補いたい(56.3%)」、「誤ピック、誤出荷率を下げたい(43.8%)」でした。逆に導入に前向きになれない理由は、「導入コストが高い(58.8%)」、「ランニングコストが高い(36.4%)」と、圧倒的にコスト要因です。

こうした状況を踏まえ、今日は実際に導入された企業にその成果をお聞きします。ここからは「公開取材」という形で、三菱倉庫様、ギークプラス様、ロジザードそれぞれの代表にお話を伺います。


第2部 【公開取材】三菱倉庫におけるGTP型ロボット「EVE」導入事例

物流ロボットを導入した理由

赤澤氏
まず、三菱倉庫の加藤栄一様から、今回GTP(棚搬送)型ロボットを導入した倉庫についてご紹介ください。

加藤(栄)氏(三菱倉庫)
2021年7月に、当社は埼玉県三郷市にEC向けの物流センター「SharE Center misato 以下、シェアセンター三郷)」を立ち上げ、ここにギークプラスのEVEを導入しました。日用品、スポーツ用品、食品が主な取扱商品です。当社はもともとBtoB物流を担っていましたが、既存のお客様がEC事業にも力を入れはじめました。EC物流専門倉庫として、既存のお客様への対応はもちろん、新規のEC事業者にもご利用いただき、一大物流集積地として機能させようという目的があります。

赤澤氏
ロボットを導入した一番の理由は何でしょうか?

加藤(栄)氏
ECに対応しはじめると、出荷単位が小さいうえにセールなどの物流波動が大きく、人的な対応ではとても追いつかないと判断しました。波動を吸収し、かつコストメリットを得られる倉庫設計を考えるにあたり、物流ロボットの導入はマストでした。

赤澤氏
多くの倉庫事業者様が、同様の課題を抱えているのではないでしょうか。三菱倉庫にEVEを提供されたギークプラスの加藤社長に伺います。ロボットを提供する側からは、今の状況をどのように見ていますか?

「切羽詰まった」相談の増加

加藤(大)氏(ギークプラス)
お問い合わせの多くが、「物流波動を吸収できない、人が集まらない、物流量は増加の一途、この状況をなんとかできないか?」という、悲鳴にも近いご相談です。また、ここにきて荷主側も、事業の成長に物流が弱点になりかねないと気付きはじめました。3PL事業者がいくら「人海戦術で24時間やります!」と提案しても、荷主側がそれを良しとしません。もはや物流ロボットを持っていないと提案の土俵にすら上がれないと、切羽詰まったご相談が増えています。

赤澤氏
荷主側が、ロボット導入を前提とする要件でコンペを始めているのですね。

加藤(大)氏
そうです。とはいえ、導入していれば良いわけではありません。物流ロボットは道具ですから、使いこなせるかどうか、安定的な実績があるかが問われます。システム周りが肝で、特にWMSは現場と荷主をつなぐ唯一のコミュニケーション手段となるため、重要度が増します。

赤澤氏
WMSはロボットにとって大切なブレーンといえますね。WMSベンダーとして、ロジザードの金澤社長は、企業の課題をどう見ていますか?

金澤
やはり、人手を確保できないシビアな実状が課題です。私がかねてから物流ロボットの導入を勧めているのは、人手不足をカバーするのはもちろん、新技術を導入することで、自分たちはこの先も進化できるという自信が持てると思うからです。実際に導入してみると、効率化ばかりでなく、今までできなかったことができるようになります。期待以上の波及効果があることは事実で、導入して後悔している話を聞いたことがありません。

物流ロボット導入のプロセス

赤澤氏
三菱倉庫様では、どのようなプロセスでEVEの導入を決めたのでしょうか?

加藤(栄)氏
選定にあたっては、複数のロボットを比較検討しました。EVEは、品質や実績が圧倒的に高評価でした。多くの実績があるということは、安定的にサポートを受けられる証しです。実現したい課題にフィットして、コストパフォーマンスも良く、総合的な判断で導入を決めました。

加藤(大)氏
具体的な導入プロセスは、①既存の現場調査(荷量、荷姿、数)、②ロボット化をイメージしたコストシミュレーション、 ③1人あたりの生産性の確認、④提案、⑤実機を使ったテスト、シミュレーションという流れです。当社は、相模原に最先端のロボット物流を学べるロボット教習所「DOJO(SM)」を開設していますが、ここを診断ソリューションとして使う場合もあります。お客様の荷物を持ち込んでいただき、物流ロボットでどのように対応するのか一連の作業を実際に体験してもらうことで、物流ロボットがぐっと現実的になります。事前調査をきっちり行い、お客様の不安ごとを一つずつ解消していくプロセスを大切にしています。

赤澤氏
ロジザードZEROとロボットとの連携は、どのようになっていますか?

金澤
我々は原則、お客様が使いたいロボットに合わせていきます。標準連携しているロボットも多数あり、ロジザードが導入支援できるロボットもあります。WMSで試金石になるのは、波動への対応です。中国の例でいうと、最も波動が大きい独身の日(11月11日)は、通常時の30~40倍の波動が起きます。ロボットが対応できても、オペレーション周りのシステムが順応できなければ大変です。ロジザードのWMSは、独身の日の波動対応の実績を重ねていますから、その点は安心していただけます。

導入成果と荷主様の声

赤澤氏
シェアセンター三郷は、2021年7月から稼働しています。運用上苦労した点や具体的な成果、評価について伺えますか?

加藤(栄)氏
EVEはとても優れたロボットです。そのメリットを享受するにはオペレーションの再考が必要で、はじめは若干苦労もありました。導入時に1カ月、ギークプラスのエンジニアに常駐で調整していただいたことが奏功し、2021年7月に導入以来、現在まで出荷を止めることなく稼働しています。ロジザードZEROとのシステム連携もスムーズでした。波動を吸収して売上に貢献できたことで、荷主様にも喜んでいただいています。お客様へのインタビュー動画も含め、EVEの導入効果をこちらにまとめていますのでぜひご覧ください。

SharE Center misato

https://service.mitsubishi-logistics.co.jp/SharE_Center_misato_011

赤澤氏
荷主様へのインタビュー動画を拝見しましたが、物流オペレーションを一任できるかどうかが、荷主の倉庫選択の決め手だと分かるお話ですね。なんと前年比4倍の売上を達成され、シェアセンター三郷はその売上を支え切った。波動にうまく対応し、導入初期に見事に山を乗り越えられました。

「導入」を目的にするのは失敗のもと

赤澤氏
物流ロボット導入にあたって、つまずきやすいポイントはあるのでしょうか?

加藤(大)氏
導入を目的にするのは、失敗のもとです。ロボットは事業目的を達成するための手段です。波動は、事業にとっては爆発的な「売上」であり、これに対応する足まわりを強化することが、ロボット導入の目的です。倉庫の役割は、目的達成に最適なロボットと他の道具やシステム、ハードなどを組み合わせたサービスを提供すること。導入目的や叶えたい未来、思想が、ロボットメーカーと一致しているかが大切です。EVEに何をさせたいのか明確でないまま導入しても、うまくいきません。当社は「ロボットさえ入れればどうにかなる」と思想がある企業には、あえて「入れない」「関わらない」判断もします。

金澤
3PL事業者はロボットを荷主専用にしたがりますが、それでは無駄が生じます。ロボットはフォークリフトなどと同じ、汎用的な道具として扱うべきです。

加藤(大)氏
汎用機同様、段階的に増やしていけば良いのです。そして常にPDCAを回す文化を育むこと。ロボットを使い込むうちに、自分たちで良い使い方を発見できるようになります。

金澤
経験則として、「6カ月の法則」があります。はじめの半年は自分たちも使い慣れるのに必死ですから、成果が見えづらい。でもその先に希望が待っています。我々もノウハウを提供してサポートするので、その半年を乗り切ってほしいですね。

物流ロボットを導入するなら「今」!

赤澤氏
中小企業にとって、やはりコストへの恐怖感がハードルになっていると思います。

加藤(大)氏
そのハードルを下げるために、当社では2022年4月から、荷量にあわせて費用をいただく従量課金制のサービスをスタートしました。契約数は順調に増えています。

赤澤氏
買い取り、レンタル、サブスクリプション、従量課金など、ロボットメーカー側も多彩なプランを用意し、利用者のハードルは下がってきています。こうなると、中小企業も含めて「いつ」導入すべきなのかということになります。

金澤
ロボットを導入した企業は、すでに経験値を積んで、独自の付加価値やサービスを生み出すフェーズに入っています。導入するつもりでまだ迷っているなら、「今」決断するしかありません。働き手が今より減少するのは確実です。さらにDtoCなどECの新たな形態が勢いを増しています。人力では不可能な物流が発生している現実を前に、人間でなくてもできる作業は即座に代替すべきでしょう。

先ほどギークプラスの加藤社長から、「WMSは現場と荷主をつなぐ唯一のコミュニケーション手段」というお話がありました。WMSとの連携を不安要素としてお持ちかもしれません。ロボットを導入する際には、WMS側もロボットに関わる部分の改修が必要です。さらに、ロボットと上位システムをつなぐだけでなく、その前工程や後工程も含めて、運用システム全体を再構築する必要があります。上位システムともロボットとも会話ができるのが、ロジザードの強みです。ロボットメーカー様とともに重ねてきた知見で、倉庫様の不安を払しょくさせていただきます。

ロボット導入に関る構成図

赤澤氏
物流ロボットの導入は、今ならまだギリギリ「特別感」が出せるアイテムであり、企業イメージの向上にも役立ちます。逆に、時期的な優位性に乗り遅れれば、もう追いつくことはできないでしょう。今が本当に決断のラストチャンスだと感じます。


第3部 パネルディスカッション
「物流ロボットが描く未来」

赤澤氏
ここからは皆さまから寄せられたご質問に回答する形で、物流ロボットが描く未来をテーマにディスカッションしてまいります。

Q: 物流ロボットの最新動向と今後の展望は?
A: オールマイティ型よりも特化型を目指した倉庫運営を

加藤(大)氏
冒頭で示されたカオスマップの通り、多種多様なロボットが登場しています。当社においても毎週のように技術的、機能的なアップデートがあります。繰り返しになりますが、目的を果たすために道具をどう組み合わせて使いこなすかが求められます。効率化やコストダウンだけではなく、目的先行で導入する。するとそこには専門性が生まれます。尖れば尖るほど専門性は高まり、フィットするお客様が集まります。これからは、「何でもできます」のオールマイティ型よりも、「これは超得意!」と強みを先鋭化する倉庫が求められるだろうと考えています。

加藤(栄)氏
当社は将来の人材不足を見越して、1990年代から倉庫の自動化を進めてきましたが、昨今は革新的な技術が登場して、1990年代には不可能と思われていた自動化の実現事例が、どんどん出てきています。お客様にとって大事なのは、重要な足まわりである倉庫の生産性向上と持続性の担保で、ロボット導入は戦略的かつ必然な選択です。そのうえでいかなる価値を提供できるかが、問われていくと思います。

Q: ロボットが人の仕事(領域)を奪うのではないか?
A: ロボットも人的リソースもポジティブに活用しよう

金澤
まず、そのように思っている人が少なくないことに驚きを禁じ得ません。ロボットは、「人が足りない、人の手では追いつかない」という物流環境の変化に対応するために生まれました。人を削減する側面も確かにありますが、「人にはできないことをロボットでやってみよう」という考え方で活用すること。例えば、ロボットは24時間稼働ができますが、人にはできません。ロボットを夜中に稼働させながら人員の待遇を良くすれば、24時間出荷サービスなどの付加価値を生み出すことも可能で、大きな差別化が図れるのではないでしょうか。リクルーティングにおいてもロボットがある現場とない現場とでは、特に若者に選択される可能性が大きく変わります。ロボットの導入は、働く人にとってもポジティブな効果があると思います。

加藤(栄)氏
現場の人的リソースは圧倒的に足りていません。EVE導入で7割の省人化を実現しましたが、そこで得た人的リソースは、我々のノウハウをお客様にどのように展開すべきかといった価値を生み出す役割、人だからこそできる業務に転換しています。

Q: 物流DXは今後どのように展開していくか
A: シェアリングの考え方が取り入れられていく

加藤(大)氏
近い将来、「物流ロボット+WMS」の組み合わせがインフラとなり、荷主企業のビジネスに合わせて、倉庫がネットワーク化していくと見ています。BCPの観点からも、倉庫を分散する動きがあります。物流センターは今後、現在のデータセンターのようなビジネスになっていくのではないでしょうか。データセンターはかつてそれぞれの企業が物理的に所有していました。しかし今ではクラウド化したデータセンターを、複数の企業がシェアして利用しています。物流サービスも同様に、全国ネットワークでプラットフォーム化し、そこに企業が参加していくビジョンが描かれています。

金澤
配送分野では、すでにシェアリングの動きが始まっています。

加藤(栄)氏
物流DXにも、効率化やBCPといった「守りのDX」と、新たなプラットフォームの構築や付加価値の創出といった「攻めのDX」があります。三菱倉庫ではグループ企業と手を携えながら、守りと攻めの両輪でのDX推進を図っています。

赤澤氏
日本は災害が多く、近年その頻度が増しています。災害のたびに物流の分断が課題として浮き彫りになりますから、物流を止めないというBCPの側面からも、ロボットの導入には優位性があります。一時的なコスト負担だけで判断してはいけませんね。ここで、セミナー参加者の皆さんに三択の質問です。

Q: 物流ロボット導入コストに対する意識として、あなたが最も近いものを選んでください

① やはりコストが気になって導入に踏み切れないと思う
② 短期的なコストに目を奪われてはいけないと思う
③ 中長期でコストをどのように考えればいいのかが分かれば問題ない
④ どうすればいいのか分からないので、登壇者に教えてほしい

赤澤氏
「中長期的に考えればコストは問題ない」との回答が約7割と圧倒的多数ですね。

金澤
ロボットへの投資は、ギャンブルではありません。ロボット導入という物理的な成果以外にも、見えないリターンがたくさんあります。新しい設備、技術は、可能性や無形の価値を内包しています。

加藤(大)氏
導入効果は間違いなく期待できますから、この先も物流を生業とするのなら、できるだけ早く導入することをお薦めします。物流ロボットは「コスト」ではなく、「投資」です。先々に実る果実の種を今蒔いているのです。投資をしてリターンを取りにいく発想で取り組んでほしい。それでも不安な方のために、「DOJO」を用意しました。百聞は一見に如かず。どれだけの生産性が上がり、未来がイメージできるかを体験してみてください。

物流ロボットを導入しない選択をするとどうなるか?

赤澤氏
そもそも「コスト」ととらえることが間違いで、コスト意識でロボット導入を躊躇することは、取り返しのつかないミスジャッジとなるかもしれません。では、もしロボットを導入しないとどうなるのでしょうか?

加藤(大)氏
生々しい話ですが、物流ロボットの導入が遅れるとスペック審査でコンペに呼ばれなくなります。荷主側も自分の事業の成否を左右する大事な足まわりを託すのですから、進化、成長に向けての姿勢を見ています。もし導入しないという判断をするなら、導入した倉庫にはできないサービスを研ぎ澄ます必要があるでしょう。変化の激しいビジネス環境で、現状維持は後退です。導入するにせよ、しないにせよ、前進することが大切です。

金澤
お客様の商売が変わるのですから、物流も変わっていかないといけません。ロボットが必要かどうかは明確です。導入するなら「今」。入れない理由はないし、決して損はさせないと私が断言します(笑)。

赤澤氏
本セミナーを機に、具体的な1歩を踏み出してもらえたら幸甚です。今日はありがとうございました。


まとめ

開催中に多くの質問が寄せられ、アンケートにも多数回答いただくなど、オンラインとは思えないほどの熱気が感じられるセミナーでした。終了後には、
「とてもためになる話が聞けて、有意義な時間でした」
「クライアントの生産性向上や労働力不足の手段として、ロボットの活用は有望だと感じました」
「導入を検討するにあたり、大変参考になりました」
など、たくさんのコメントをいただきました。

本セミナーのレポートは、後日、物流ニュースサイト「LOGISTICS TODAY」に掲載される予定です。

LOGISTICS TODAY

https://www.logi-today.com/

ロジザードは、皆さまの現場のロボティクスを応援しています。どうぞお気軽にロジザードにご相談ください。

お問い合わせ
https://www.logizard-zero.com/contact/


登壇者プロフィール

 

加藤 栄一氏
三菱倉庫株式会社 倉庫事業部長

三菱倉庫株式会社に入社以来、食品や化学品、医薬品等、様々な商材の物流営業に従事。2011年から医薬品チームマネジャーとして、医薬品物流における高品質・高付加価値サービスの開発を主導。大阪副支店長、東京支店長を経て、2020年より現職。昨今高まるBtoC物流のニーズに応えるべく、EC向け物流センターを企画し、2021年7月に埼玉県三郷市に「SharE Center misato」を立ち上げる。

加藤 大和氏
株式会社ギークプラス 代表取締役CEO

小学校より単身でイギリスへ留学、高校を卒業後に帰国、慶應義塾大学へ。2001年大学卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社、投資銀行部門所属。05年に退社後、アッカ・インターナショナルを設立。ネット通販に必要な一気通貫型フルフィルメントセンター運営を手掛け、近年はセンター運営に加え、メーカーのオムニチャネルに対応する商品データ一元管理システム(ALIS)の提供を軸に、売上を伸ばすスキーム造りに、オペレーションとシステムの両面から取り組む。2022年4月にアッカ・インターナショナル代表を退任し、ギークプラス代表取締役CEOに就任。

赤澤 裕介氏
物流ニュースサイト「LOGISTICS TODAY」編集長

物流を主要な取材テーマとして記者活動に従事し、舞台を紙媒体からインターネットへ移して2010年4月にLOGISTICS TODAYを開設。「物流に求められているのは何か」「メディアに求められているのは何か」を考え続け、現在も試行錯誤中。

金澤 茂則
ロジザード株式会社 代表取締役社長

株式会社福田屋洋服店(現 株式会社アダストリア)にて、店長やバックオフィス業務に従事し、在庫消化のため「アウトレット」を企画。物流倉庫と連携を強める過程で「在庫」の重要性に気付き、アパレル企業向けのコンサルタントとして独立する。在庫情報の重要性を唱える中、在庫管理システムを開発する取締役会長遠藤と出会い、2001年にロジザード株式会社を設立。物流×在庫×ITを掲げ、クラウドWMSのリーディングカンパニーとして業界をけん引する。オムニチャネルや物流ロボット、RFIDなど物流の最新技術に精通し、企業の売上増大に結びつく物流改革を実現する手腕は、高い評価を得る。