通販事業 メーカー・卸業 ロジザードZERO
株式会社ひなた
代表取締役 向井 笙吾様
関西
2019年までは、国内の家電や化粧品などの仕入れ販売を中心に行っており、物流面はFBA(フルフィルメント by Amazon)などを利用して完全に委託していました。その後、2020年頃からノーブランドの自社製品を作り始め、下着と雑貨の大きく2種類のPB商品の販売を開始しました。自社で製品を作るのは初めてだったので、何かしらのメリットを出そう、と「メール便サイズ」に着目し、メール便なら自社物流の方が良いと判断して物流面も自社で行うことにしました。
その頃にはゆくゆく自社ブランドを立ち上げて品数をそれなりに増やしていこう、という計画があり、複数モールに展開するために受注管理システムのCROSS MALLを導入しました。そして、計画に上げていた販売数を出荷していくとなると、人力で物流業務を行うと圧倒的に時間がかかるだろう、システムを使わないと恐らく処理できないだろう、と考えました。また、今まで自分が行っていた受注から出荷までの業務をどうやって他のスタッフに教えればよいのか悩んでいたこともあり、WMSの導入を検討しました。
WMSを調べていく中で、CROSS MALLのサイトで連携実績があるWMSとして紹介されていたのを見てロジザードZEROを知り、ロジザードさんに問い合わせました。WMSの機能を理解して、改めてWMSは自社物流に必要だと考え、まだ出荷がない段階でしたが導入を決めました。
ロジザードZEROはパッケージ型なので、「レールを引いていただいていた」と感じています。自社物流やWMSを使った経験がなかったので、「ここをこう設定して、こういう流れて運用する」という道筋がある程度決まっているので使いやすいと感じたことが、導入の決め手となりました。
複数社のWMSと比較検討していたのですが、デモ環境を使わせていただいた際にそれぞれの特徴が見えてきました。他社のWMSは完全オーダーで自由度があり何でもできる反面、流れが特に決まっていない。また、最近パッケージ型を始めたばかりのWMSは、設定を進めていく中で課題が出てきたときに解決に至るまでの事例がほとんどありませんでした。その点、ロジザードZEROはパッケージ型なので基本的な機能が揃っていて、すんなり設定することができました。導入実績も多いので、「他社ではこういう運用をされています」といった事例を教えてくださり、参考にさせていただきました。
導入の決め手となった運用フローが決まっている点はもちろん、使い方もシンプルなので、業務をスケールさせる際のハードルが下がることがメリットです。スケールすると人が必要になりますが、アルバイトの方がロジザードZEROを初日から使って作業を行うことができ、さらに作業スピードも既存のスタッフと比べて遅くありませんでした。教える時間も短く済みます。これは、WMSを入れていなければできなかったと思います。
また、パッケージ型で運用は決まっているとはいえ、汎用的なところも多いので工夫すればいろいろな運用ができるので助かっています。
あとは、他社さんの話を聞いてみると出荷ミスが圧倒的に少ないこともわかりました。ロジザードZEROを利用していることで誤出荷を防げる点もメリットだと思います。
ロジザードZEROは物流会社が導入されることが多いと思いますが、僕たちのような通販事業者だから機能が合わないということもなく、通販事業者にとっても必要性は大きいと思います。今からロジザードZEROをなくして運用しようということは考えられないですね。
また、以前FBAの倉庫に納品する際、一度自社に入荷してから納品していましたが、FBAに納品する前の在庫管理が全くできていませんでした。こういう状況の企業さんは結構いらっしゃるのではないでしょうか?
FBAのようなモール型フルフィルメントを使っている場合でも、それなりの物量があって在庫数や入出荷が管理できていない状況であれば、WMSを使うことでFBAに納品する前の在庫を管理する、というのも一つの手だと思います。
最初は出荷数がほとんどなく、WMSを使ったこともなかったにも関わらす、問い合わせるとすぐに営業担当の方が来てくださいました。デモを行ってもらったり、ハンディターミナルを貸していただいたり、すごく親切にしていただき助かりました。
あとは、カスタマーサポートに電話をした際、的確に質問に答えてくださり、本来の使い方ではない応用的な使い方でもその場ですぐに考えて運用を提案してくれます。形式的な回答ではない部分までお答えいただけるのはすごいなと毎回感心しています。
ロジザードZEROはもともと物流会社向け、BtoB向けに開発されていたものだとは思いますが、自分たちのような通販事業者だから合わない、ということはありません。ただ、通販事業者やメーカーは、BtoCでOMS※とWMSのどちらも必ず必要で、求められる機能も少々変わると思います。通販事業者の導入実績を増やしていただけたら、それに伴ってより通販事業者向けの機能が増えて、結果的に僕たちもより使いやすくなるのではないかなと思っています。
あとは、レポート機能があるとよいですね。出荷数、在庫数、在庫金額、回転率などがグラフになっていて一目でわかるものがあると分析が楽にできるので嬉しいです。
※OMS(Oder Management System/受注管理システム):商品の受注を一括で管理・処理するシステム
規模感にもよると思いますが、本腰を入れて出荷を自社でまかなおうと思ったら、まずはロジザードZEROを導入してみてもよいのではないかと思います。
社名 | 株式会社ひなた |
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代表者 | 向井 笙吾 |
設立 | 2018年11月7日 |
住所 | 〒 572-0827 大阪府寝屋川市萱島本町4-13 |
事業内容 |
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URL | https://www.k-hinata.biz/ |