倉庫業 ロジザードZERO

バーコード管理でミス激減!クラウドWMS「ロジザードZERO」を営業の武器に、荷主様の成長を推進

CSロジネット株式会社
代表取締役社長 本田 様
代表取締役常務 青山 様
事務長 橋口 様

関西

CSロジネット様は、大企業から中小企業まで、飛躍を目指す企業の成長戦略を後押しする物流会社として信頼され、発展を続けています。BtoB企業の物流業務を担う倉庫としての、「ロジザードZERO」導入による効果や今後の期待についてうかがいました。

荷主様が導入したWMS「ロジザードZERO」の機能に感動

― CSロジネット様の業務内容と特徴をご紹介ください。

本田様
CSロジネット株式会社は、入・出荷管理、保管、検品・梱包・一次加工から発送・配送まで、物流に関わるトータルサービスを提供しています。関西エリアを中心に、大企業から中小企業まであらゆる規模・ジャンルの荷主様にご利用いただいています。8割がBtoBビジネスのお客様ですが、荷主様がBtoCを展開されるケースにも対応しています。

― ロジザードとはどのようなご縁だったのでしょうか?

橋口様
2019年頃、印刷系の事業を行う荷主様が、「ロジザードZERO」を契約して使い始めたことがきっかけです。私たちも現場で使うようになり、これはいい!とWMSに興味のアンテナが立ちました。

本田様
在庫管理が明確で、入・出荷の履歴が自動的に残せるところがよいと思いました。数字がきっちり合って、現場も使いやすいというし、ウチでも使おうじゃないかと。ちょうどその頃、化粧品を扱う会社から物流委託の相談を受けていました。ポテンシャルはあるのに、在庫管理がうまくいっていなくて、成長の足を引っ張っていることが明白でした。「ロジザードZERO」を入れてこの会社の在庫を管理すれば課題を解消できる、この会社は成長すると思って、ロジザードの営業さんに相談したのがスタートです。


WMSを使った在庫管理で、荷主様の成長戦略を支援したい

― 現場の課題感と営業戦略の両方で、WMS導入を検討されたのですね。それまでの現場運用では、具体的にどのような課題があったのでしょうか?

橋口様
それまでは、荷主様のシステムに合わせたり、エクセルで自前の管理表を使ったりしていました。出荷指示を受けてピッキング~出荷作業がうまく流れればよいのですが、在庫がないのに出荷指示が来るケースが頻出し、在庫確認と出荷数の調整にかなりの時間と手間がかかっていました。また、ピッキングから発送伝票の発行まであらゆる作業に人が介在するため、ヒューマンエラーが避けられないことも課題でした。荷主様が「ロジザードZERO」を契約したことを通じて、私たちも現場で「ロジザードZERO」を使うようになり、非効率な作業とヒューマンエラーという課題が解決できそうだと期待が生まれました。

本田様
在庫がブレーキになっている企業は、案外多いのです。「お客様の悩みを物流で解決する」という営業アプローチをするうえで、WMSは武器になると思いました。話に出た化粧品会社は、膨大なアイテムとSKUで、在庫が見えなくなっているために販路を拡大できずにいました。ならば、「ロジザードZERO」を入れて在庫を可視化し、伸び悩みを打破しようと提案できます。実際、この化粧品会社の倉庫にあった在庫の棚卸は、私も含めて10人がかりで1週間かかりましたが、「ロジザードZERO」ではたった1日で終わりましたから、みんなびっくりですよ。この会社は、当社が商品を管理しはじめたらうまく回りだして販路を拡大、大口の取引が決まって桁違いの成長を遂げています。


WMSのリーズナブルな導入コストは、荷主様にもメリット大

― それは素晴らしい事例ですね!御社で「ロジザードZERO」を導入する際、決め手は何だったのでしょうか?

橋口様
最初に「ロジザードZERO」を使ったときに、「いいな」と感じた点がそのまま決め手ですね。バーコードとハンディターミナルによる検品やピッキングが、非常に効率がよくて正確だったこと、在庫数が可視化されて明確になったこと、直感的に使いやすく、さらにはクラウド型で導入コストがリーズナブルだったことです。

青山様
導入コストが抑えられる点は、当社がお客様に価値を提供するうえでも、大きな利点です。「ロジザードZERO」は、お客様に勧めやすいWMSだと思いました。


ミスが激減!WMS導入によるフリーロケーション管理も業務効率化に大きく貢献

― 「ロジザードZERO」の導入効果についてお聞かせください。課題は解決できましたか?

橋口様
各荷主様のリアルタイムな在庫確認、入出荷管理、送り状発行の簡素化が実現し、導入前の現場での課題はほぼ解決しました。入荷指示や出荷指示も、従来のFAXやメールによる指示ではなく、荷主様の指示がリアルタイムで反映されるため、漏れや見落としがなくなりました。さらに、バーコード管理により、在庫がない状態で出荷指示が出される問題が解決し、入出荷時のデータ入力ミスやピッキングミス、誤発送などのヒューマンエラーも大幅に減少しました。

商品の保管ロケーションが可視化されたことも、導入効果の大きなポイントです。これによりピッキング時間が短縮され、ミスもなくなりました。従来は「どこに何があるか」を人の記憶に頼る部分が多く、作業者ごとの作業効率の差も改善されました。アルバイトやパートスタッフも、商品の保管場所を覚えなくてもピッキング作業が可能になり、生産性が向上しています。また、空いているロケーションが分かるため、入荷時に商品の置き場を迅速に確保でき、作業時間の短縮につながっています。出荷時には、入荷日でソートされて出荷指示が出るため、先入れ先出しが徹底され、お客様からの信頼向上にも寄与しています。

本田様
「ロジザードZERO」を導入してから、お取引先様との在庫管理をめぐるトラブルはほぼありません。すべてデータ管理されて履歴が残っているので、たとえ何らかの問題が発生しても、すぐに経過を追うことができます。これは強い。「ミスは出さない」という当社の姿勢を、さらに力強くサポートしてくれています。


「ロジザードZERO」の機能を熟知すれば、荷主様の課題に迅速に対応可能

― 現在、荷主様のアカウント追加などは橋口さんご自身で対応されるほど、「ロジザードZERO」の機能を熟知されているとうかがいました。自社で「ロジザードZERO」を扱えるメリットについてお聞かせください。

橋口様
「ロジザードZERO」の仕組みを学ぶことで、お客様の導入支援ができるようになります。機能自体はそれほど難しくありませんし、分からない部分は丁寧に教えてもらいながら勉強しています。当社でアカウントの追加作業を行うことで、コストを抑えて導入が可能となり、荷主様にとってもメリットがあります。また、私たち自身でお取引先様の導入支援を行うことで、お客様が導入によって解決したい課題や改善点、ご要望などを直接把握でき、サービスに反映することが可能です。荷主様に何かアクシデントが発生した際にも迅速に対応できる点が、信頼性向上につながると考えています。もちろん、不明点があればロジザードにしっかりサポートしていただけますし、複雑な運用が必要な荷主様については、ロジザードに導入支援を依頼しています。

本田様
「ロジザードZERO」は、複数の荷主様が利用できるため、倉庫内の運用が統一されます。トラブル防止やリスク回避の観点からも、お客様には当社のルールに合わせていただけるよう、新規のお客様には「ロジザードZERO」を積極的にお勧めしています。入荷から出荷までの商品の動きが可視化され、データ管理によって履歴を残せる点は、当社およびお取引先様双方にとってメリットがあります。現在利用している荷主様は4社ですが、今後新たに開設するセンターでは、原則として「ロジザードZERO」で運用する計画です。


お客様利用の周辺システムとWMSの連携で、お客様の生産性向上に寄与

― CSロジネット様では、Bカート(注)との連携も実践されていますが、Bカートとの連携ではどのような業務改善が見られましたか?

橋口様
Bカートと連携しているお取引先様は、大規模なフランチャイズ(FC)事業を行っています。当倉庫では、FC事業者様が必要とするアイテムをお預かりし、FC事業者様からFC本部に注文が入ると、本部からの出荷指示を受けてFC事業者様に注文品を発送します。このお取引先様は先に「ロジザードZERO」を導入いただいており、ロジザードからの提案でBカートをお勧めしました。

それまでの運用は、FC事業者様から本部への発注はFAXかエクセルの注文票送信、本部から倉庫への出荷指示は電話かスプレッドシートで、この段階で発注数に間違いがあったり、保管する在庫数と合わない出荷指示が来たり、確認作業に手間がかかっていました。

Bカートの導入により、それぞれに大きなメリットがありました。
① FC事業者様はWeb上で、いつでもどこからでも発注できるようになった。
② お取引先様(本部)は、Bカートから自動的に出荷指示が出るため、管理画面上で受発注や在庫状況を確認すればOK。業務が大幅に簡素化され、履歴も追えるようになった。
③ 当社(倉庫)は、商品欠品を未然に防げるようになり、「在庫がないのに出荷指示が来る」状況が解消。数量や在庫を確認する、時間的なロスや手間がなくなった。

このお取引先様には、業務効率化と生産性の向上、FC事業者様の満足度向上につながっていると、大変ご満足いただいています。弊社の荷主様の中には、現在Bカートの導入を検討中の企業もいらっしゃいます。まだまだアナログで受発注管理を行っている企業は少なくありません。お取引先様の業務効率化や生産性向上に寄与するシステム化に、今後も力を入れていくつもりですが、「ロジザードZERO」はDXを推進する様々なシステムやアプリと連携しているので、その点でも心強いです。

注)Bカート( https://bcart.jp/ ):BtoBならではの商習慣に柔軟に対応できる、BtoBの受発注・請求・営業をDX推進するECプラットフォーム


業務のみならず、営業サポートも心強いロジザード

― 使い勝手やアフターフォロー、サポート体制についてはご満足いただけていますか?

青山様
使い勝手はとてもよく、入ったばかりのパートさんやアルバイトの人たちでも、簡単な説明ですぐに使えるようになります。 今までは、教育や研修に多くの時間がかかっていました。現場の出荷作業を止めずに、即戦力として入ってもらえるようになり、とても助かっています。

橋口様
ロジザードの手厚いサポート体制には、とても満足しています。入・出荷や在庫などの履歴照会、技術的な質問などにも常に即答いただけて、本当に助けられています。

本田様
私も、とても満足しています。お取引先様や新規営業先への訪問にも、営業の方が同行してくださり、導入のメリットを相手視点できちんと説明してくれます。 「ロジザードZERO」を入れることで、当社もお客様も得られるメリットはとても多く、Win-Win-Winの三方よしです。


CSロジネットの営業力×WMS「ロジザードZERO」の高品質、最強のタッグで事業者の成長に貢献

― ロジザードへひとことお願いいたします。

青山様
人頼みでアナログ対応していた当社にとって、「ロジザードZERO」の導入はとても大きな変革をもたらしました。当社はもちろん、荷主様にもたくさんのメリットがありました。在庫情報をリアルタイムでお客様と共有できて、お互いにとても安心です。未導入の荷主様にも、どんどんお勧めしていきたいですね。

橋口様
「ロジザードZERO」は、ユーザーの意見を反映して、機能をバージョンアップしていくところがすごい。提案しがいがあります。どんどん高機能になっていくWMSを、リーズナブルに使えるのは大変ありがたく、これからも機能強化に期待しています。

本田様
当社の強みである料金設定や配送手段、豊富な資材と丁寧で速い作業に、「ロジザードZERO」で品質の高い在庫管理ができるという価値が加わりました。 CSロジネットの強みを私が話し、システムの話はロジザードが担当する。この座組は営業的にも高いポテンシャルがあり、物流視点からお客様の成長に貢献できると確信しています。ロジザードとは、末永く一緒に組ませてもらいたい。これからもよろしくお願いします。

取材日:2024年11月1日


CSロジネット株式会社 会社概要

発送・配送、商品管理・倉庫業、検品・梱包・一次加工まで、物流に関わるトータルサービスで、お客様の様々なご要望にお応えしています。強みは、物流チャンネルを組み合わせた総合的な物流提案です。物流の小ロット化、多品種複数個所への配送など、常に時代の変化に応じ、多様化するニーズに対する最善の物流提案で、お客様の物流をサポートしています。

社名 CSロジネット株式会社
代表 本田 隆博
本社所在地 〒577-0006 大阪府東大阪市楠根1-6-26
設立 2002年(平成14年)11月1日
事業内容 物流センターの提供並びに運営 物流業務全般
印刷商品梱包セット作業配送管理 物流商社商品管理
精密機械、部品、冷食、航空貨物輸送 ネット通販業務管理
引越業務、法人事業所、店舗等の移転 冷凍食品業務配送
搬入設置業務、産業廃棄物収集運搬 精密部品バーコード管理
流通センター工場構内の物流業務 パレット・サポート設計販売
ダイレクトメール封入、配送業務 小口配達管理
事務所移転輸入オフィス家具施工業務 請負業務
リサイクル業務
内装工事、電気、通信、ネットワーク工事業務
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